白山高校の東拓司監督の無免許教師は実話なの？経歴や退任理由は？

ドラマ「下剋上球児」２話で主演、南雲脩司先生が（鈴木亮平）教員免許を持っていなかったことを告白したことが話題になっています。

それというのもこの「下剋上球児」の南雲脩司先生のモデルが実在した人物で、その人物が本当に無免許だったのか？？と思った方が多かったようです。

この記事では南雲脩司先生のモデルと言われる東拓司監督が本当に無免許だったのか？どんな経歴なのか？退任理由などをご紹介します。

この記事でわかること

・白山高校の東拓司監督の無免許だったの？

・白山高校の東拓司監督の経歴は？

・白山高校の東拓司監督の退任理由は？

をご紹介します。

白山高校の東拓司監督の無免許は実話だったの？
白山高校の東拓司監督の経歴は？
白山高校の東拓司監督の退任理由は？
まとめ

白山高校の東拓司監督の無免許は実話だったの？

ドラマ「下剋上球児」のモデル東拓司監督は本当に無免許だったのでしょうか？

東拓司監督は無免許は実話ではありません。もちろん教員免許を持っています。

ドラマ「下剋上球児」の南雲脩司先生のモデルとなった東拓司監督ですが、もちろん教員免許を持っています。

現在の勤務先の学校の体育の授業中に生徒から「先生、免許持ってんの？」と聞かれ、「うるさいわ」と満面の笑みでこたえたそうです。

生徒からいじられるくらい親しみやすい先生なんですね。

公式サイトにも登場人物・学校・団体名・あらすじなどはすべてフィクションと記載がありました。

■原案
「下剋上球児」（菊地高弘／カンゼン刊）

このドラマは「下剋上球児」（菊地高弘／カンゼン刊）にインスピレーションを受け企画しましたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。
引用元：下剋上球児公式サイト

それはそうですよね。ドラマの中でも黒木華さん演じる山住香南子先生のセリフにもあったように、教員免許をもってなくて教員として勤務するのは犯罪ですよね。

しかし、東拓司監督は登場人物の設定については、番組スタッフから丁寧に説明を受けていたようです。

放送を観ながら、バレたらどうしよう！！松平健さん演じる恩師の賀門英助が思い出しそうになってるときにドキドキしました。

今後の展開が楽しみですね。

東拓司監督が無免許が実話じゃなくて、本当によかったです。

鈴木亮平×黒木華『下剋上球児』第3話9.2％…阪神とオリックスの日本シリーズに下剋上！https://t.co/7q94UqfJ1D
— the_audience (@theaudience10) October 30, 2023

日曜劇場『#下剋上球児』第3話
野球部員が南雲先生に監督復帰を求めるシーンが素敵でしたね。ノックの練習をする山住先生（黒木華さん）の姿も印象的でした。
南雲先生が教員免許を持っていないことを賀門監督（松平健さん）は気づいてしまったのでしょうか。
今後も楽しみですね！#鈴木亮平 #黒木華 pic.twitter.com/aT1gbHtjiF
— 黒木華さんを応援！ (@kurokiharu_ouen) October 29, 2023

白山高校の東拓司監督の経歴は？

東拓司監督の経歴をご紹介します。

名前：東拓司（ひがし　たくし）

生年月日：1978年

年齢：45歳（2023年11月現在）

出身地：三重県松山市

出身大学：大阪体育大学

東拓司監督は、学生時代は外野手としてプレーしていましたが、甲子園出場経験もありません。

その後、教員免許を取得し、最初の赴任先の三重県立上野高校で2013年から野球部監督を務めました。

4年目に県大会ベスト４入りを果たしました。

白山高校の野球部監督に決まったとき、グラウンドは荒れていて草むしりから始めました。

そのときの部員は5人しかいなくて通産10年初戦敗退でしたが、2028年には3回戦で優勝候補の菰野高校に勝利しました。

次の決勝で松阪商業高校を８－２で勝利し優勝を決め、甲子園初出場を果たしました。

その後も、白山高校は三重県大会でベスト4、ベスト8と頻繁に成績を残す常連のチームとなっていきました。

本当にミラクルとしか思えないですね。

白山高校の東拓司監督の退任理由は？

東拓司監督の白山高校退任理由は、何なのでしょう？

白山高校の甲子園出場が、まぐれじゃないことを証明したいからです。

東拓司監督は自ら昴学園への異動を申し出ました。

東拓司監督の現在の勤務先は、どこ？

東拓司監督の現在の勤務先は、どこの高校でしょう？

東拓司監督の現在の勤務先は、三重県立昴学園高等学校です。

東拓司監督の現在の勤務先は、三重県立昴学園高等学校で教員として体育教諭と、野球部の監督を務めています。（2023年夏までは高橋賢監督で東拓司監督は副部長）

三重県立昴学園高等学校

三重県南西部の多気郡大台町は、街の面積の9割を森林が占めています。

公立高校である昴学園高等学校ですが、「全国唯一の県立で全寮制の総合学科高等学校」で1学年の定員80名のほとんどが寮生活をしています。

昴学園野球部とは？

昴学園野球部は、白山高校を上回る16年連続夏の三重大会初戦敗退の弱小高校なのです。

ただ1勝を挙げたときは、東拓司監督が寮監兼野球部コーチとして在籍していた年でした。

なぜそんな弱小高校にと思った方もいるのではないでしょうか？

実は、5年前に昴学園の野球部に就任した高橋賢監督は、東拓司監督が初めての赴任先の上野高校の時代の教え子で野球部キャプテンなのです。

高橋監督がヤンチャな子や練習しない子を悪戦苦闘しながら5年間作り上げたチームです。

そして三重大会17年ぶりの勝利を挙げています。

今年の夏までは高橋監督が指揮を取りました。

高橋監督は、頻繁に東拓司監督に電話でアドバイスされ、白山高校と練習試合をして元気をもらったそうです。

昴学園もリアルな「下剋上球児」なんですね。

リアル「下剋上球児」の第2章となりそうな予感がします。

大台町に恩返し？

東拓司監督は、大台町に大学卒業後にお世話になって恩返しがしたいようです。

東拓司監督が大学卒業後、母校の久居高校で講師をしながら野球部のコーチをしていたのですが5年もの間、教員採用試験に合格できなかったのです。

当時、昴学園に勤めていた方の声かけがあり寮監をしながら勉強をして同じ年に教員試験に合格されています。

地域では「部員に挨拶してもらえて元気がもらえる」と高評価で「昴学園野球部を応援する会」が立ち上がり200名以上のメンバーが会員となっています。

大台町では、過疎化を阻止するために公立高校をなくさないためにも県内外から生徒が集まる高校を応援しようという取り組みのようです。

東拓司監督も、野球部が活躍することで生徒が集まってくるので若いころにお世話になった大台町に恩返ししたいのですね。

「地元でいろんな人に応援してもらって甲子園に行くのが一番良い。そういう行き方を自分はさせてもらったから、次はその恩返しのつもりでやりたい」と話す。

「何年かかるか分かりませんけど、いつか甲子園まで本当に行けたら、最高ですね」
引用元：伊勢新聞

ドラマで言えば、鈴木亮平さんと松平健さんがタッグを組んで新しい高校で指導するくらいの衝撃的なことが現実に起きています。白山の元監督である東拓司監督と松阪商の元監督である冨山悦敬さんが手を取り合い、弱小だった昴学園で新たな下剋上を狙っています。 #下剋上球児 https://t.co/tX4ejpdehc
— 菊地選手 (@kikuchiplayer) November 3, 2023