カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した作品「パーフェクトデイズ」の公開日はいつでしょうか？
5月27日夜（日本28日未明）に開催された第76回カンヌ国際映画祭、コンペディション部門の授賞式で「パーフェクトデイズ」に主演した役所広司さん(67)が男優賞を受賞されてました。
2004年の「誰も知らない」で主演した柳楽優弥さんが2004年に受賞されてから日本人男優賞を受賞するのは18年ぶりとなります。
キャストも大物演歌歌手が出演することでも注目されています。
この話題作「パーフェクトデイズ」はどんな作品なのでしょう？
追記 「パーフェクトデイズ」の公開日を追記しました。
この記事でわかること
・「パーフェクトデイズ」の公開日は？
・「パーフェクトデイズ」のあらすじは？
・「パーフェクトデイズ」の監督と脚本はだれ？
・「パーフェクトデイズ」のキャストは？
では、さっそく見ていきましょう。
追記 パーフェクトデイズが第36回東京国際映画祭のオープニング作品に決定しました。
公開が未定だった「パーフェクトデイズ」ですが、第36回東京国際映画祭のオープニング作品で上映されることが決定しました。
第36回東京国際映画祭
日時：2023年10月23日～11月1日（水）
会場：東京ミッドタウン日比谷
公開前に観られるなんてうれしいですね。
「パーフェクトデイズ」の公開日は？
「パーフェクトデイズ」の公開日は2023年12月22日（金）に決定しました。
待ちに待った「パーフェクトデイズ」の公開が決まりました！！
カンヌ国際映画祭で役所広司さんが、男優賞を受賞した話題の作品なので観たい人は多いでしょうね。
受賞作品だし、役所広司さんの演技が気になりますよね。
そして公衆トイレを題材としている作品となります。
いろいろと謎が多い作品ですので、映画を観てスッキリしたいですね。
楽しみです。
「パーフェクトデイズ」のあらすじは？
「パーフェクトデイズ」のあらすじをご紹介します。
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山（役所広司）。 彼は淡々と過ぎていく日々に満足している。 毎日を同じように繰り返しているように見えるが、彼にとってはそうではなかった。毎日はつねに新鮮な小さな歓びに満ちていた。
中略
あるとき彼は、思いがけない再会をする。 それが彼の過去にすこしづつ光をあてていく。
引用元：Filmarks
というあらすじです。
平山の過去に何があったのか？
再開した人物は、平山とどんな関係の人なのか？
再会したことによって今まで毎日を喜びに満ちて暮らしていた男がどう変わっていくのか？
そんなストーリーが予想されます。
トイレの清掃員という職業を取り上げたのも、この映画でどのように描かれていてそのことで何を伝えようとしているのか？
公開が楽しみですね。
#役所広司 「やっと柳楽君に追いついた」日本人2人目のカンヌ男優賞受賞に喜び【第76回カンヌ国際映画祭】#カンヌ映画祭 #パーフェクト・デイズ #PerfectDays #ヴィム・ヴェンダース https://t.co/hhtXOQJQKL
— シネマトゥデイ (@cinematoday) May 27, 2023
「パーフェクトデイズ」の監督と脚本はだれ？
「パーフェクトデイズ」の監督と脚本は、誰が手がけたのでしょうか？
・「パーフェクトデイズ」の監督：ヴィム・ヴェンダース監督
・脚本：高崎卓馬・ヴィム・ヴェンダース監督
そしてこの映画の原作の作者は、ヴィム・ヴェンダース監督です。
ヴィム・ヴェンダース監督は、役所広司さん主演の「Ｓｈａｌｌ ｗｅ ダンス？」（1996年）の演技を観て、いつかいっしょに仕事をしたいとずっと思っていたそうです。
長年リスペクトし続けた役所広司さんと27年前の夢が実現したのですね。
ヴィム・ヴェンダース監督のプロフィール
ヴィム・ヴェンダース監督のプロフィールをご紹介します。
英語表記：Wim Wenders（ヴィム・ヴェンダース）
生年月日：1945年8月14日
出身：ドイツ／ノルトライン＝バストファーレン州
代表作
「ことの次第」ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞
「パリ、テキサス」カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
「ベルリン・天使の詩」カンヌ国際映画祭監督賞
「時の翼にのってファラウェイ・ソー・クロース！」カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞
数々の受賞作でカンヌでは有名人のようです。
ヴィム・ヴェンダース監督も脚本に携わっているようです。
高崎卓馬のプロフィール
次に脚本を手がけた高崎卓馬さんのプロフィールをご紹介します。
名前：高崎卓馬（たかさき たくま）
生年月日：1969年10月1日（53歳）
出身地：福岡県
職業：クリエイティブディレクター・CMプランナー・小説家
所属：電通CDC
いろんなお仕事をされている方ですね。
高崎卓馬さんは、早稲田大学法学部に在籍中に自主映画サークルや演劇サークルに所属し、脚本や演出を担当されていました。
大学時代に脚本の経験があったのですね。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のクリエイティブ・ディレクターに就任されまていました。
CMプランナー・コピーライター・小説家・脚本家・演出家・作詞家といろいろな顔を持つ多才な方です。
そして役所広司さんがエグゼクティブプロデューサーも務められました。
※エグゼクティブプロデューサーとは、アーティストのイメージ作りから予算の管理まで総合的にプロデュースする責任者です。
企画の立案、スタッフの選定、出資会社の選定、制作費や宣伝費などの予算の決定、著作権管理者、楽曲の最終チェックなどをトータルで行います。
演じるだけではなく責任者としてこの映画に関わっていたとは、監督と役者を同じ映画でこなすように大変な仕事だったのではないでしょうか？
そしてもう一人、「ユニクロ」の社長の次男の柳井康治取締役(46）がプロデューサーを務め、映画初プロデュースの作品がカンヌ映画祭男優賞を獲得しました。
柳井康治さんが立ち上げた有限会社MASTER MINDが企画発案から出資、制作、プロデュースを手がけました。
初のプロデュースで男優賞を受賞するなんてすごいですね。
また、映画を撮りたくなるのではないでしょうか？
役所広司さんも、柳井康治さんがいなかったらこの作品が世に出ることはなかったので感謝している。と授賞式のスピーチで仰っていました。
監督、脚本家、役者、企画発案者の４人とその他のキャスト・スタッフで作り上げたこの「パーフェクトデイズ」も世界に絶賛される作品となったのですね。
「パーフェクトデイズ」のキャストは？
「パーフェクトデイズ」のキャストをご紹介します。
役所広司：トイレの清掃員・平山
柄本時生：平山の同僚の清掃員
中野有紗：平山の姪（新人）
アオイヤマダ：同僚の清掃員のガールフレンド
麻生祐未：平山の妹
石川さゆり：休日に平山が訪れる居酒屋のママ
田中泯：平山とつながりを持つホームレス
三浦友和：居酒屋のママの元夫
役名は公表されていませんでした。
居酒屋のママを演じる石川さゆりさんは、映画の出演は1979年（昭和54年）「トラック野郎・故郷特急便」以来で444年ぶりの映画出演となり話題となっています。
また主演の役所広司さんの出ずっぱりの演技が注目されているようです。
この映画の、シンプルなメッセージに役所広司さんの些細な表情やしぐさによって、ますます役に深みを与えます。
ベテランの技ですね。
またこれを観た人は公衆トイレを含め、世界を違った見方で見ることが出来るようになるのではないかという声もありました。
この「パーフェクトデイズ」は、渋谷の公共トイレを改修する日本財団のプロジェクト「THE TOKYO TOILET」から派生して制作されました。
「THE TOKYO TOILET」とは？
日本のおもてなし文化の象徴とされるトイレとして渋谷区の公共トイレを見たこともないトイレに生まれ変わらせるプロジェクト。
（渋谷区17か所のトイレを世界で活躍する16人のクリエイターによってデザインされました）
これは、東京オリンピック・パラリンピックに照準を合わせた活動だったようです。
ただ、デザイン性はあるものの車いす利用者用のトイレが少ないという声もあるようです。
このプロジェクトに関連したドキュメンタリー映画の製作を打診されてこの映画製作が始まったのです。
ヴェンダース監督が「平山の生活は羨ましい」と繰り返し語っていたそうです。
【最低限のもので満足し、物欲もない、人を傷つけない、尊敬できる人】と平山について語りました。
こういう人が増えるといい世界になると。
そんな平山がどんな人か？早く映画を観たいですね。
カンヌ映画祭で話題のヴィムベンダース監督 x 役所広司主演映画「パーフェクトデイズ」いいっすね。小津安二郎監督をリスペクトするベンダースの新作は東京が舞台。「東京物語」「お早う」「秋日和」・・・自分も小津監督の大ファンなんです。#小津安二郎 #ヴィム・ヴェンダース #パーフェクトデイズ pic.twitter.com/waRPPUOIQn
— 高沢守 (@MamoruTakazawa) May 22, 2023
見たこともないトイレは、どんなトイレなのか？見てみたいです。
代々木深町小公園トイレ、はるのおがわコミュニティパークトイレは、ガラスの壁で通電させることで透明な状態を保っていて、カギを閉めると通電が解除されて不透明になるようです。
あー、よかった。透明のままなのかと思った。
かまくらのような形のトイレもあります。
映画でトイレを見たら実際に17か所のトイレ巡りをしたくなりそうです。
まとめ
「パーフェクトデイズ」の公開日は、今のところ未定です。
「パーフェクトデイズ」のあらすじをご紹介しました。。
「パーフェクトデイズ」の監督はヴィム・ヴェンダース監督、脚本はヴィム・ヴェンダース監督と高崎卓馬さんです。
「パーフェクトデイズ」のキャストをご紹介しました。
「パーフェクトデイズ」はトイレの清掃員というなかなか陽の当たらない職業にスポットライトを当てて、何を伝えようとしているのか？気になる作品です。
公開が待ち遠しいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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