歌人、寺山修司は1983年の5月4日に亡くなりました。
青森県出身の寺山修司を偲んで三沢市で「寺山修司記念館フェスティバル2023」が開催されます。
そして三上博史さんのライブも開催されます。
寺山修司さんと三上博史さんの関わりは何だったのでしょう?
この記事でわかること
・三上博史のデビュー作ときっかけは?
・寺山修司プロフィール
・寺山修司記念館フェスティバル2023春5/4
三上博史のデビュー作ときっかけは?
俳優三上博史さんのデビュー作ときっかけを見ていきましょう。
三上博史さんのデビュー作は、映画「草迷宮」です。(公開1979年)
これは、泉鏡花原作、ピエール・ブロンベルシュ制作のフランス映画を寺山修二が監督、脚本を手がけた作品です。
三上博史さんが、俳優業を始めるきっかけは高校在学中に友人に誘われて付き添いで行ったオーディションで寺山修司に見いだされて映画「草迷宮」の主演に抜擢されました。
友だちの付き添いのオーディションで選ばれるとは、イケメンで目力のある三上博史さんが目立ったのでしょうね。
それからは、「私をスキーに連れてって」など時期としてはトレンディードラマ時代に、見事にハマって大活躍となります。
三上博史プロフィール
簡単に三上博史さんのプロフィールをご紹介します。
名前:三上博史(みかみひろし)
生年月日:1962年7月23日
年齢:60歳(2023年5月時点)
出生:東京都
出身:神奈川県横浜市
職業:俳優・歌手
所属:有限会社 三上事務所
主な主演作品
映画:「草迷宮」「私をスキーに連れてって」「スワロウテイズ」
ドラマ:「君の瞳をタイホする!」「この世の果て」「プロポーズ大作戦」
個人的にはプロポーズ大作戦が大好きです。
三上博史さんは天使の役で出演されていますが、最初はオレたちひょうきん族の天使を思い出してしまいました。
回を重ねるごとに、イケメン天使に見えてきましたよ。
寺山修司プロフィール
詩人、映画監督でもあった寺山修司さんのプロフィールをご紹介します。
名前:寺山修司(てらやましゅうじ)
生年月日:1935年12月10日
出身地:青森県三沢
死没:1983年5月4日(享年47歳)
職業:歌人、劇作家、詩人、俳人、映画監督、脚本家、評論家
最終学歴:早稲田大学教育学部国文学科中退(現在の国語国文学科)
早稲田大学で同級生には、小説家山田太一さんがいます。
寺山修司は12、13歳頃から短歌を詠み始めました。
主な受賞
・短歌研究五十首詠(1954年)
・芸術選奨新人賞(1974年)
・シッチェス・カタロニア国際映画祭、最優秀監督賞(1985年)
短歌だけではなく、映画祭でも最優秀監督賞を受賞されているとはすばらしい才能だったのですね。
また劇団天井桟敷(てんじょうさじき)を結成して舞台の演出を務めました。
三上博史も劇団に参加!
三上博史さんも劇団天井桟敷(てんじょうさじき)に参加出演されています。
俳優を辞めようか悩んでいた時に、劇団天井桟敷(てんじょうさじき)の昔の仲間に寺山氏没20年の舞台「青ひげ公の城」に出演しないか?と誘われました。
寺山修司さんから「君は映像に向くが、舞台はダメだ!」と言われたことがあって一度お断りしました。
でも、「寺山は亡くなった。もういいんだよ」と言われて出演することにしました。
三上博史さんは「青ひげ公の城」に出演したことで、演じる場所へのこだわりが消えて俳優を続けようと考え直すことができました。
そこから連ドラや大河のオファーが次々とあり、三上博史の第2章が始まりました。
あのとき俳優を辞めないで本当に良かった。と語っています。
俳優とは?の質問に、本も読まず、映画も見ずに空っぽにしてから台本を読み込むとキャラクター入ってくるそうです。
三上博史さんも憑依型の俳優さんなのですね。
寺山修司も応援してくれているのではないでしょうか?
寺山修司記念館フェスティバル2023春5/4
寺山修司記念館フェスティバル2023春が5月4日に開催されます。
寺山修司記念館フェスティバル2023春
・日時:2023年5月4日(木)修司忌
・場所:三沢市寺山修司記念館/寺山修司顕彰文学碑/屋外多目的スペース
入場料
区分 | 料金 |
一般 | 550円(常設展330円+企画展220円) |
一般(20名以上) | 440円(常設展220円+企画展220円) |
大学生・高校生 | 110円 |
小学生・中学生 | 60円※土曜日は中学生以下無料 |
寺山修司記念館アクセス
・タクシーで:三沢空港より約12分
:青い森鉄道三沢駅より約17分
・バス:MISAWAぐるっとバス時刻表はこちら(青い森鉄道三沢駅東口・三沢空港経由)
※基本的に、土日祝日のみの運行ですが、夏休み期間は毎日運行します。
特別企画展がこちらです。
「この手紙を渡すときのことをひとりで考えながらぼくはにやにやしている」
手紙魔だった寺山修司の対話を大事にしていた創作への真髄が見えてきます。
昨年、遂に初めて伺って、もう最高だった、寺山修司忌のフェスティバル!
— えみこ Emiko (@emiheartbeats16) May 4, 2023
今年も行こうと思っていたんだけど「やることいっぱいだろ!」という状況のため、断念。
しかーし、配信チケット買いました!
1ヶ月も観れるなんて、ハードスケジュールの5月の癒しになります!#三上博史 #エミエレオノーラ https://t.co/XNTkjmALZo
主なイベント
●三上博史ライブ
16:30〜18:00 会場:常設展示室(館内)
構成・演出:寺山偏陸
出演:三上博史(Vo.)、横山英規(Bass.)、
ASA-CHANG(Drums.)、近田潔人(Guitar.)、
エミ・エレオノーラ(P.Vo.)
※会場観覧200名限定・観覧チケット3,000円
(整理番号付き/当日の入館券付き)
当日9:00より館内受付にて観覧チケットを販売します。
※イベント終了後、記念館ー三沢空港ー三沢駅を経由する臨時バス(無料)を運行します。
●ライブオンライン同時配信
寺山修司と縁の人物、三上博史さんの詩や朗読が楽しめる企画です。
盛りだくさんの企画となっていますね。
まとめ
三上博史さんのデビュー作ときっかけは、友人の付き添いのオーディションで寺山修司に見いだされた。
三上博史さんのプロフィールをご紹介しました。
寺山修司さんのプロフィールをご紹介しました。
寺山修司記念館フェスティバル2023春5/4の開催情報をご紹介しました。
天気に恵まれて寺山修司記念館でのイベント参加者が増えるといいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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