リレー・フォー・ライフ青森は、がん患者や、その家族・友人が、がん制圧に向けてリレー方式で夜通し歩き続けるチャリティイベントです。

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がん患者として体験したこと考えたこと

第一回目の今日は的場先生よりRFLのメンバーも講義に参加してみてはとのご提案で参加してきました。

講師は 鹿児島大学病院 血液膠原病内科 緩和ケアチーム 前川健一先生。

がんを治療するドクターご自身が 1/1000のまれな肉腫、左膝窩部類上皮肉腫を発症し左足切断という手術をうけなければならない現実を、診断後 の気持ち、手術後の変化、退院してからの、リハビリテーション病院での心の変化、そして現場への復帰などを語ってくださいました。

リハビリ病院で約2ヶ月間毎日を流し、克服して現場へ復帰したら涙は流さなくなった、しかし新たな変化が。それは前川先生緩和医療を始めたあたりからまた涙が流れ始める?なぜ?しかし以前とは違う全く苦痛を伴っていない涙。

それは、患者さんや家族が会話という手段で霊的苦痛を緩和してくれている。つまり患者さんと話すことで、自分自身も緩和されていることに、気づかれます。

前川先生は発症してすぐに入籍をします。奥さんとなられた、真理さんもお話をしてくださいました。

真理さんのお話の中で、友人、医療関係者の方々に『大丈夫?』と聞かれるよ り『いつも気にかけてるよ』と言って下さった方がとても、気が楽になったとおっしゃっていて、また逆に『あなたがキーパーソン しっかりしなきゃダメよ』 みたいな言葉は分かっているけれど、重く心にのしかかったともおっしゃっていました。

お二人共通の思いは、病気には勝つことが出来ないかもしれないけど、病気に負けない強い心とそれを支える強い力を人は生み出せることを知り、そして一人では生きてゆけない支えてくれる周りの暖かさも実感できたと最後におっしゃっておられました。

お話を伺ってから、もし自分の身に起こったらどう対応できるのだろうと・・・・・ずっと考えています。

とにかくとても貴重なお話を伺うことができました。前川健一ドクター、真理さん、的場ドクター、スタッフの皆様ありがとうございました。

RFL青森佐々木泰三