リレー・フォー・ライフ青森は、がん患者や、その家族・友人が、がん制圧に向けてリレー方式で夜通し歩き続けるチャリティイベントです。

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2017年のルミナリエ・セレモニー

昨年のリレー・フォー・ライフ・ジャパン2017年青森は台風直撃の危機を乗り越え、無事故大盛況で終えることができました。

24時間のリレーでは様々なドラマがありました。今日は、その中の1ページをご紹介したいと思います。

ルミナリエ&エンプティテーブルセレモニー

語りは 鈴木玉能さんです

この時の鈴木さんの語りの全てをここに記します

 

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「悲しみは変わらない 変わるのは希望だけだ」

これは太宰治の言葉です。

今日これからご紹介するエンプテーブルという詩の中にも

希望と言う言葉がたくさん出てきます。

エンプティーテーブルとは空席のこと。

コンサートや飛行機の席に空きがあることもエンプティーテーブルとかエンプティチェアーという風に呼ばれたりします。

けれども今わたしたちの前で愛と勇気と希望の灯りに浮かび上がるエンプティーテーブルはただの空席ではありません。

あなたの大切な人、私の愛おしい人の面影が浮かび上がる

とてもとても大事な席です。

それではエンプティーテーブルをご紹介させていただきます。

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エンプティーテーブル

 

 

この小さなテーブルは尊厳と名誉の象徴です

がんと闘った多くの人が

わたしたちのもとを去って行きました

このテーブルは

今日ここに来ることができなかった

その人たちのための席です

 

このテーブルの小ささ

それは、時にたった一人で病と戦わなければならなかった

患者の心許なさをあわらしています

 

白いテーブルクロス

それは、命を懸けた戦いを支え続ける医師、看護師、

研究者たちを表しています

 

花瓶の一輪のバラの花

それは、病と闘った患者の強い意志の表れです

それを支える家族や友人の揺るぎない愛情のしるしです

 

花瓶に結ばれたリボンは見えますか

これは、すべてのがんに対する治療法を求めて

弛まず努力を続ける研究者たち何百万人もの人たちが

襟につけるピンクリボンと同じ色です

 

散りばめられた塩は見えますか

それは、数え切れない患者の苦しみの涙を表しています

愛する人を失ったあなたや家族や友人が流した涙です

 

一切れのレモン

それは、この重大な病との苦しい戦いを象徴しています

 

伏せられたグラス

それは、今日この日に共に集うことができなかった

そんな方々への追悼の心を表しています

 

それでもこのキャンドルイルミネーション・ルミナリエに

浮かび上がるエンプティーテーブルは

悲しみだけの席ではありません

私たちの心にも灯る希望の光です

がんの告知を乗り越え、勇気を持っていまを生きる

患者さんやがん経験者の方々の光り輝く希望の表れです

 

エンプティーテーブルに寄せる私たちの想いの全てが希望の光です

リレーに寄せられた基金と医療に携わる努力による

がん根絶への希望の光です

わたしたちのこの一歩が世界を変えるのです

 

エンプティーテーブル

この小さなテーブルは尊厳と名誉と希望の象徴です

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鈴木さんの語りは、会場を優しく包み、みんなの心に希望のひかりを灯してくださいました。

私たちは、鈴木さんとあの場所であの時間を共にできたことに心から感謝しています。

今年もまたあの場所でリレーを開催します。空の上から見守っていてください。